6才のボクが30歳になるまで

昨年の9月に続き、二回目の上映会をおこないます。

日時:2月16日(月)
会場:綜合藝術茶房 喫茶茶会記
http://gekkasha.modalbeats.com/?cid=42174
丸ノ内線「四谷三丁目」駅より徒歩三分
料金:ドリンク代500円のみお願いします。

タイムテーブル

19時30分 開場

20時 開演

『省エネ生活党宣言』2010年、15分
脚本・監督・編集:中山洋孝
出演:金子晃子、内山丈史、吉岡美央、津野智彰、鈴木基也
撮影:鈴木基也、中山洋孝 録音:進士靖悦
ある告白の失敗をきっかけに男女の関係は悪化する。しかしその全貌は各々の身勝手さが原因か、まるで掴めないまま終わる。

『自称・映画作家』2014年、10分
脚本・演出:中山洋孝
出演:上田晃之、矢島愛、川野辺修一
昨年10月、上田晃之氏が主宰した演劇・映像・ダンスのイベント「茶会記PLAY-ACT」vol.3にて上演。その記録映像を上映。

『朗読:6才のボクが30歳になるまで』(仮)2015年、50分予定
出演:高橋哲也
男は本棚を眺めながら、自らの幼さと、演出した演劇の幼さ、撮影した映像の凡庸さを照らし合わせて、これまでの行き当たりばったりな自らの行動を振り返る。

10月11〜13日 茶会記PLAY-ACT vol.3

10月11〜13日、前回上映会を開催させていただきました、喫茶茶会記のオーガナイザーの上田晃之さんが主宰する「茶会記PLAY-ACT」、第三回にて拙作が上映されます。

Aプログラム、「映画+α」が僕の担当です。

以下、告知です。

「茶会記PLAY-ACT vol.3」

茶会記での演劇/ダンス/パフォーマンスなどの連続企画の第3弾です。
今回はA/Bプログラム形式で7作品を上演します。

【日時】
□2014年10月11日(土)
17:00開演[A]
20:00開演[B]

□2014年10月12日(日)
14:00開演[A]
16:30開演[B]
19:00開演[A]

□2014年10月13日(月)
14:00開演[B]
17:00開演[A]
20:00開演[B]

※受付開始/開場は開演の30分前。
※各回の上演時間は約90分を予定。

【場所】
四谷三丁目 喫茶茶会記
http://gekkasha.modalbeats.com/
160-0015 新宿区大京町2-4 サウンドビル1F
[店の地図]
http://gekkasha.img.jugem.jp/20120704_2403741.jpg
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅、1番出口より徒歩3分。

【チケット】
日時指定予約/自由席/当日+500円
初回   :2000円(ワンドリンク代込)
2回目以降:1500円(ワンドリンク代込)
※例えばAとBのコマをご観劇いただくと、3,500円になります。
※小さな会場ですので、なるべくご予約ください。

【Aプログラム】
・Performance/『虎の話』
  出演:トマツタカヒロ/伊藤謙太郎
  演出:上田晃之
・Movie+α/『僕が寝ているあいだに……。』
  監督/演出:中山洋孝
  出演:矢島愛/川野辺修一/上田晃之
・Drama/『My Sweet 心中』
  作 :稲垣和俊
  演出:高田斉
  出演:稲垣和俊/丹澤美緒
  音響:竹山朋宏

【Bプログラム】
・Dance/
[10/11.12]『Hello,Hello』
  出演:内田結花 音:近松祐貴(オリジナルテンポ)
[10/13 ]『さよなら三月、またきて四月。』
  出演:中村理
・Movie+α/『携帯電話はつながらない』
  監督/演出:上田真之
・Drama/『closet』
  作/演出:上田晃之
  出演:桜井智広/伊神辰徳/久保真美
  音楽:桜井智広/伊神辰徳
  短歌:久保真美
  映像:東弘基

【注意事項】
・ご予約は、各日の前日23:59で締め切ります。
・それ以前にも満席になる場合がございます。
・それ以後のご予約は、関係者か下記アドレスまでご連絡ください。キャンセル待ち等の受付をさせていただきます。

ueda03@msn.com (担当:上田)


9月8日上映会『僕が寝てる間に……。』『私ももうじき三十歳』

9月8日(月)、喫茶茶会記にて上映会をします。
※詳細はまた書き加えていきます……。

日時:9月8日(月) 19時〜22時30分予定

会場:綜合藝術茶房 喫茶茶会記
http://gekkasha.modalbeats.com/?cid=42174
丸ノ内線「四谷三丁目」駅より徒歩三分
料金:1000円(1ドリンク付)

タイムテーブル(仮)
19時 開場

19時30分 開映
●覆面上映:上映時間75分、日本語字幕付き、DVD上映。

21時 中山洋孝作品上映 計45分予定

●『僕が寝てる間に……(再編集版)』2014年、7分
脚本・監督・編集:中山洋孝
出演:秋田亜美、増田歩、金子晃子、林ちゑ、内山丈史
撮影:種子貴之、中山洋孝 撮影協力:関谷駿一
録音:投野慶太、土居真洋
機材協力:宮崎幸司
秋田はかつてすれ違った女について語る。増田は秋田とその女が似ているかもしれないと言う。否定する秋田。はたして真相は。すべては彼女たちと関係のない僕の寝てる間に起こったことなのか。

●『私ももうじき三十歳』2014年、22分
撮影・編集:中山洋孝
『僕が寝てる間に……。』と同じか、それ以前から撮りためた映像を編集。女たちではなく、動物たちによって交わされるすれ違いと停滞の日々。今回上映される三作品中、最も弛緩した時間が流れるが、『僕が〜』と二本セットで一本の作品になっていると思う。

●『省エネ生活党宣言』2010年、15分
脚本・監督・編集:中山洋孝
出演:金子晃子、内山丈史、吉岡美央、津野智彰、鈴木基也
撮影:鈴木基也、中山洋孝 録音:進士靖悦
ある告白の失敗をきっかけに男女の関係は悪化する。しかしその全貌は各々の身勝手さが原因か、まるで掴めないまま終わる。

上映終了後、ライターの鍵和田啓介さんとのトークを予定しています。



鍵和田啓介 ライター
1988年生まれ。『POPEYE』『BRUTUS』など雑誌を中心にカルチャー系の記事を寄稿している。爆音映画祭を運営するboidの会員制ウェブマガジン『boidマガジン』では月一で映画評を担当中。


予約をご希望の方は下記までメールをお願いします。
nkh_irotaka@yahoo.co.jp

ふや町映画タウン 6月29日までの新たな勝負

明けて、晴れて、改めて 『最後の月』 の開始です

秒読みも、リセットです 「 あと、27 日 」

6月29日までのまた新たな勝負です!(30日は、ないものと思ってください)

旧作専門のVHSビデオレンタル・・・ 今だけ! 今が、その時−−− いざ、ふや町

http://dejan.dyndns.tv/f_eigatown/

ふや町映画タウン「『最後の月』宣言」

http://dejan.dyndns.tv/f_eigatown/news/view.php?news_item_id=137

これが、お知らせ

『最後の月』宣言


ふや町の「持ち時間」がついに、なくなりました。

「秒読み」が開始されました。


先月末の支払いのマイナス分の埋め合わせで、

完全にお金を使い切りました。

もう手持ち資金が全くありませんので、

今月末の支払いが足りなかった場合は、

5月末で、ふや町「完全終了」です。

6月は、ありません。単に不可能です。

もちろん、今月末の支払いが無事できたときは

6月も、ふや町存続です。

もっとも、その場合も、

6月が新たに「最後の月」になるだけですが。

秒読みがリセットされるだけです・・・。

6月末に支払いができなかったら、そこで終わりです。

ちなみに、

ここ最近はもう何年も、1年のうち、ほとんどの月で、

「足りてません」・・・

それが、ふや町の現実です。


そんなわけで、

今月が、最初の「最後の月」になるか・・・

 いや、最後の「最後の月」になるか・・・


それと関連しまして、

今月末の最終日(5月31日)は、休みます。

もしかして、いろいろとバタバタしてるかもしれませんので。

支払いができたときには、6月1日に再開します。


というわけでして、

5月30日までの、勝負です!

冷やかしはもう要りません!!

坂本君は見た目だけが真面目(監督:大工原正樹)

学園モノは「なんて狭い関係で生きているんだろう」という感じが、学園生活はそんなものだとわかるからこそ見ていて苦手で、堀禎一監督作は彼ら(また彼らに自らを重ねがちな観客)の捉われているイメージやフレームを意識させるから面白いが、『告白』や『桐島〜』にはそのフレームはない。
大工原正樹監督『坂本君は見た目だけが真面目』はそのフレームを強く感じさせる映画だった。『楽隊のうさぎ』と異なり中学生に見えない彼らの狭い関係の輪の存在を画でも見せるが、なぜだか唐突で変なものを見た違和感しか覚えなかった。でもそこが面白い。そこにさらに踏み込みがたい学生と教師の関係には思えない二人の関係が交わる。コピーにもある「愛」は終盤のキスシーンになるスレスレの切り返しに感じたが、大工原正樹監督の作品に登場する、もはやどちらが離れたいのか近づきたいのかわからないまま、ある距離を置いて続く「愛憎」の関係だろう。これはもう学校に限った話ではない。特に踊場での学生たちの引きの画と、教師にはまるで見えない夏服姿のヒロインの切り返しの美しさ。彼女は『風俗の穴場』のヒロインが見せる、風俗嬢でも何でもない一人の若い女性がある風に吹かれている時の美しさを思い出す。これは彼女たちが職業よりも愛憎の中から抜け出した瞬間かもしれないが、あのとき彼女は解放されているというのでもない。我を忘れているわけでもない。しかしいったい何を考えていたのか想像するのは虚しいくらい、あのシーンのヒロインは素晴らしかった。そこは彼女の主観かもしれないが、不思議な風通しのよさがある。
そして『坂本君』でも大工原監督の作品同様、過去が亡霊のように存在する。今回は彼のロボットが録音したヒロインの声だ。彼女はその声がロボットが死んだように消された時にひどく悔しがる。過去の自分が消されたことに? しかしロボットは死なず、その後も映画は彼や彼女の過去が消えようとせず、存在し続けるのを見せて終わる。
また坂本君の家が異様。覗いてるのか覗かれているかわからない夜の窓も大工原監督らしい。母親役の宮田亜紀はルンバに踊らされているような、現実にいそうな存在よりも微妙にロボットと化している。『ダークシステム』につづくロボット映画。または『ET』かもしれないカエル映画。
3月15日(土)-3月29日(土) オーディトリウム渋谷での上映
http://a-shibuya.jp/archives/9046